2025大阪・関西万博へ食材提供中!「農場HACCP」とは?

只今絶賛開催中の『2025大阪・関西万博』。
㈱アイオイでは、「農場HACCP」と「JGAP認証農場」をW取得している国内唯一のブロイラー事業者という点が高く評価され、この度の出展(食材提供者)にご推薦いただきました。自慢の「最上どり」をご来場(ご来店)された皆様にお楽しみいただいております。
「最上どり」を提供しているお店は、西ゲートゾーンのレストラン「魯園 菜館(ロエンサイカン)」です。
期間中(10/13まで)美味しい「最上どり」を多くの皆様に食べていただきたく思います!皆様も万博へ行く機会がありましたらぜひお立ち寄りください。
さて、弊社で取得している「農場HACCP」、「 JGAP認証」について、どのような取り組みなのかについて、今回と次回の2回に分けて簡単に解説したいと思います。
農場HACCP認証とは?
「農場HACCP(ハサップ)」とは、畜産農場(牛、豚、鶏など)で使われる考え方のこと。「HACCP※」の管理方法と仕組みを農場運営に取り入れ、「農場(生産)の課程から消費者の口に入るまでの安全を第一に考える」という仕組みです。
職のグローバル化=輸入食品物の拡大によって、食の安全を担保する仕組みに限界が生じてきたことや、「食の安全」に対して国際的な安全基準が求められるようになったことがその背景にあり、その指標があることで消費者も安心して購入することができます。
「農場HACCP」では、次のような流れで安全を守ります。
① 危害(リスク)に備える
「家畜に病気がうつるかもしれない(鳥インフルエンザなど)」という危害への備え
「エサ(飼料)に異物が混入するかもしれない」という危害への備え
…など
②重要なポイントを決める
「病気のチェック」「ワクチン接種」「エサの管理」など、重点的に管理する部分を明確にする。
③基準を決めて、きちんと守れているか記録する
体温の測定、清掃・消毒、異常の有無の記録などを徹底する。
万一の場合に遡って対処方法が見つけられる。
…など
④問題が発生した時の対応(手順)を事前に決める
「すぐに隔離する」「獣医に連絡する」…など
これは従来までの衛生管理指標ではなく、科学的に危険を予測し、具体的に防止する仕組みなので、現代の畜産業には欠かせない指標と言われています。
※「HACCP(ハサップ)」とは、食品の安全を守るための管理方法です。英語で書くと「Hazard Analysis and Critical Control Point(危害分析重要管理点)」の略です
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